修理事例・詳細 iphone5c バッテリーのトラブル

「iPhone 5c」の電池容量は1,510mAhとなっていて、1440mAhだったiPhone 5から確実に容量が増えています。
しかしスマートフォン史上初の64bitプロセッサー「A7」チップ搭載によって電池が消耗されやすくなっています。
それでも連続通話時間や待受時間は改善されていて、モーションコプロセッサー「M7」搭載により電池持ち改善に影響しています。
使用頻度や充放電の回数で消耗してしまうのは仕方が無いことですが、電池持ちは非常にシビアな問題なので、『最近減りが早い』『％があるのに落ちてしまう』、『画面が浮いてしまうほど膨張している』などの症状があれば、早めにバッテリー交換をお勧め致します。
ただしiphoneは一つの症状に対して一つの答えではないのでバッテリーの持ちが悪い場合でも色んな原因が考えられます。
まずは、バッテリーの劣化です。
充放電の回数で劣化をしてしまいます。
バッテリーの劣化であればバッテリーの交換で対応が可能です。
次にiosとの相性やバグのあるiosもございます。
iosのバージョンアップ後に減りが早くなったと感じるのであればiOSを疑います。
iOSですとアップデートやダウングレードぐらいしか対応策がありません。
iOS8以降ですとiphpne5シリーズとは相性があまりよくないので減りが早くなる可能性があります。
相性以外にも知らない間に新機能の追加などによる電力消費量の増加も影響します。
最後は基板の破損です。
こちらは強い落下や、水没など基板に負荷がかかった際に基板の充電、放電に関わるICチップに何らかの損傷があるケースです。
こちらですと改善の方法がございません。
基板修理との選択もあるのですが費用的にアップルでの本体交換費用と変わらない費用がかかる為弊社ではお勧めは致しません。
このように様々な原因が考えられるのでバッテリーの交換作業で一番大切な事は検査です。
正しくお客様のiphoneの状況を理解できなければ、間違った処置をしてしまう可能性があるからです。
りんごlaboでは検査に重きを置き作業をしておりますので、是非ご依頼頂ければと思います。