iPhone Dockコネクターの故障修理
Dockコネクターの故障
症状 |
■ 充電されない
■ パソコンに認識されない
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説明 |
充電ケーブルを差し込んでも充電が始らなかったり、パソコンつないでもパソコンから認識されなかったりの症状は、Dockコネクターへの水の浸入や異物の混入が考えられます。
またDockコネクターは初期状態では蓋がないのでほこりが入りやすいのも故障の一因と思われます。
Dockコネクター内部を見て緑色の化合物が付着している場合、水の侵入による現象と考えられます。
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Dockコネクターの故障
Dockコネクターの故障はこれも致命的ですね。
まず充電ができなくなってしまうと当たり前ですが電源がはいらなくなってしまいます。
その他にもバックアップを取るためにiTunesに接続できないし故障を放置できない重要な個所と言えます。
そして電気の通り道が外部に露出している事もあり水分や衝撃に弱い部品となりますので日頃の取り扱いにとても注意が必要です。
ここではそんな重要な「Dockコネクター」についてのトラブルの実例などをご紹介致します。
解説 Dockコネクター
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Dockコネクターは比較的iPhoneシリーズに共通して故障しやすいようです。
原因は前述の通り、iPhone本体の外部に電気の通り道である端子が露出しているので水分に弱い事や、端子自体が精密な作りになっているので衝撃に弱い事が挙げられると思います。
このような場合はiPhoneを分解してDockコネクターを交換する事でDockコネクター故障を改善する事ができます。
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実例1 Dockコネクターが濡れてしまった
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一番多いパターンはiPhoneを水没させてしまい、Dockコネクターが水に濡れてしまい故障を起こすトラブルです。
水没と言っても水分が付着すれば水没です。
例えばりんごLaboへご相談頂いたお客様の中では小さなお子様がiPhoneのDockコネクターをなめてしまったり、充電ケーブル側をお子様が口に含んでしまい、それを知らずにDockコネクターをiPhoneに差し込み水没のようなケースもあります。
また、家事の途中、川で、海でプールでお風呂でと水没する危険はあちらこちらにあります。
Dockコネクターを水没させて知らずに充電ケーブルなどをさしていると、Dockコネクターの端子付近に緑色の化合物が付着している事が多いようです。
これは水分とDockコネクターの端子に使用されている金属が電気を通す事により化学反応をおこした結果に生成される化合物だと思われますので、Dockコネクターの調子が悪い時は確認してみるといいでしょう。
充電できなくなってしまってからですと何かと不都合も多いかと思いますので、お早めにりんごLaboまでご相談下さいね!
りんごLaboではDockコネクターの交換修理も約1時間で完了する事が可能です。
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実例2 Dockコネクターの破損
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また、Dockコネクターへ充電ケーブルを差し込もうとしたが斜めに差し込んでしまったのかなかなかはいらない。
ガチャガチャと無理に充電ケーブルを差し込もうとして、気が付いたらDockコネクターの端子の部分が破損してしまった、というケースもあります。
Dockコネクターはとても微細な端子が複数、並べられており、一つ一つが重要な役目を担っているんので一つでも折れたりして破損してしまうと充電できない、iTunesと通信できない等の症状が現れます。
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実例3 Dockコネクターが原因の他の不良
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まれなケースですがDockコネクターの不良により、他の機能に障害を起こす事があります。
これはiPhone内部でDockコネクターを経由して、ロジックボードと呼ばれるメイン基盤に接続されている部品があるためです。
具体的にはホームボタンやiPhone下部のスピーカー、通話用マイクなどです。
なのでDockコネクターを破損させたり水没させてしまう事により、通話中に相手に声が届かない、着信音などの下部スピーカーから鳴るはずの音が鳴らない、ホームボタンが効かない、押しっぱなしになっている等の症状が起きる場合があります。
お困りの症状が発生しましたらりんごLaboまでお気軽にご相談下さい。
りんごLaboへ症状が発生しているiPhoneをお持ち込み頂ければどの部品に異常が発生しているかを確認しお見積りさせて頂く事が可能です。
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実例4 iTunesに認識されない
認識できないようです。
Dockコネクターの交換修理後は・・・
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これはiTunesに認識されていないというよりは、パソコンに認識されていない状況が考えられます。
Dockコネクターの不良によりパソコンに正しい情報が伝えられない状態なので、パソコン側で色々なエラー表示がされます。
左の画像(上)はデバイス自体が認識されていない状態と、(下)はDockコネクターを交換修理してパソコンに接続した時のパソコン側の表示です。
なお、左の写真はWindows7ですが、他のバージョンのWindowsでもこの内容に近い表示がされます。
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実例5 このアクセサリは~という表示
このような表示や
このようなメッセージも。
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iPhoneのDockコネクターに接続されるアクセサリーには対応した規格の端子構造をしていなければなりませんが、規格に沿っていないアクセサリーを接続した際にはこの「このアクセサリは~」という表示がiPhoneにされます。
しかしなにもアクセサリーを接続していないのにこの表示がされる時があります。
前述のように規格に沿っていない端子構造のアクセサリーが接続された時に表示されるべきメッセージなのですが、例えばDockコネクターが水没して水分とDockコネクターの金属部分に電気が流れる事により、化合物が生成され、その化合物がDockコネクターの端子と端子を電気的に接続してしまったとしたら。
iPhoneはなにもアクセサリが接続されていないにもかかわらず、「ん?なにか規格に沿っていないアクセサリーが接続されているみたい!」と勘違いしてこの表示がされる事があります。
ですのでなにもDockコネクターに接続していないのにも関わらずこの表示が出たらDockコネクターの不良を疑いましょう。
この表示には色々なメッセージが存在するようです。
・ このアクセサリはこのiPhone用に最適化されていません。
・ このアクセサリはこのiPhone用に設計されていません。
・ このアクセサリはiPhoneでは動作しません。
・ 充電機能はこのアクセサリではサポートされていません。
・ このアクセサリはiPhoneでは使用できません。
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