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iPhoneバッテリーの故障修理

バッテリーの故障

症状 ■ バッテリーの持ちが悪くなってきた
■ 突然、電源が落ちる
■ 電源が入らない
説明 バッテリーの寿命が考えられます。
いつも一緒、大活躍のiPhoneはバッテリーの消費が激しいのでたまにバッテリーを交換しましょう。
この症状についての修理はバッテリーを交換する作業が必要になります。
▶ りんごLaboブログ バッテリーカテゴリもご参考にどうぞ!

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バッテリーの故障

iPhoneにはリチウムイオンポリマーというバッテリーが採用されています。
メモリー効果が少ないと言われているバッテリーですね。
ちなみにメモリー効果と言うのはバッテリー残量が残っている状態で充電を繰り返しているとバッテリーの残量が減ったかのような振る舞いをする事です。
なので実際には残があってもバッテリーの使用できる範囲が徐々に少なくなっていく事を言います。
なので完全に放電した後に充電をする必要性がないという便利な種類のバッテリーです。
ここではそんなiPhoneに採用された「バッテリー」についてのトラブルの実例などをご紹介致します。

解説 バッテリー

濡れたバッテリー バッテリーは人間などの生き物で言うところの食べ物の様なものです。
私たちは食べ物を食べて、エネルギーを得て色んな行動をするのですがiPhoneの場合はバッテリーからエネルギーを得て動作しています。
ですのでバッテリーに不良が起きるというのは、通常の動作を期待するうえでは致命傷になる事もしばしばあります。
しかし落下の衝撃などにはそれほどは弱くはないので突然、もしくは水没後に不良を起こす事が多いようです。

実例1 iPhone3G、iPhone3GS爆発!?

ふくらんだバッテリー
パンパンです。
ネジ穴に亀裂が
ネジ穴に亀裂が。
完全に割れてしまう事も
完全に割れてしまう事も。
メイン基盤が変形
メイン基盤が変形してます。
iPhone3GやiPhone3GSで比較的多いのですが、普段通りに使用していたら突然、電池持ちが悪くなり、徐々にその現象が進んいき、朝起きたら「あ、iPhoneが膨らんでいる!」と気付くケースです。
iPhone3GやiPhone3GSではロジックボードと呼ばれるメイン基盤の下にバッテリーが収まっているので、iPhoneが膨らんでいる事に気がついた時には内部のバッテリーが膨らんでその上にあるロジックボードや、画面を変形させてしまい手遅れになるケースもあります。
バッテリーの持ちが急激に悪くなった時に違和感を感じて、すぐにりんごLaboにお持ち込み頂き、iPhoneはまだ膨らんでいないので単純に「バッテリーの持ちが悪くなってきたのでバッテリーを交換して欲しい」といったご依頼もありました。
このような場合は通常通りにバッテリー交換修理を行うのですがロジックボードを固定しているネジを外す度にロジックボードが「ポコッ」と音をさせて浮かび上がってきますので途中で「もしや・・・」と作業者が気付く場合もあります。
りんごLaboではバッテリーの交換修理も動作確認も含め約15分で完了する事が可能です。

実例2 iPhone4、iPhone4Sの場合。

ふくらんだバッテリー
爆発しないように膨らむ仕組みになっているようです。
実例1ではiPhone3G、iPhone3GSのバッテリーのふくらみを取り上げましたが、iPhone4やiPhone4Sでもバッテリー膨らんでしまう事があります。
ただしiPhone4やiPhone4Sではバッテリーが膨らんでしまっても実害が少ない事がほとんどです。
構造的な問題なのですがiPhone4やiPhone4Sの場合はバッテリーが膨らんだ際にダメージを受けるのはリアパネルのみである場合がほとんどです。
動作に支障が出るようなダメージを受ける事が少ないためiPhone3G、iPhone3GSに比べるといくらか安心ですが、油断はできません。
異常が起きているのは明らかなのでいずれ突然、電源が入らなくなったというような事にならないためにも早めにご相談下さいね。

実例3 充電ケーブルを抜くと電源が落ちる

電源が入らない
あせります(^_^;
こんなケースもあります。
ある日iPhoneで遊ぼうと思い手に取ると電源が切れてしまっています。
「あれ?」と思いスリープボタンを長押ししてみますがいつもはいるはずの電源がなかなかはいりません。
少し動揺してDockコネクターに充電ケーブルをさしこむといつものりんごマークが!「ほっ」としたのもつかの間、「やれやれ」と充電ケーブルをiPhoneから抜くと電源がブツッと落ちてしまいます。
実はこの状態はなんらかの原因で、バッテリーが再起不能になっている事から発生する現象です。
iPhoneには電気が通電すれば電源がはいるようになっているので充電ケーブルを差し込むと電源がはいります。
しかしバッテリーが再起不能な状態のため、充電ケーブルを抜くと電気を供給する元がなくなってしまうため電源が落ちてしまいます。
極端な話、バッテリーを物理的に外した状態でも充電ケーブルを差し込めばiPhoneは電源がはいるのです。
バッテリーが再起不能になるのは色々な原因が考えられますが、水没などが一般的です。
また、充電中に雷などが近くに落ちた時なども原因としては考えられます。

実例4 水分はバッテリーの大敵

内部の水没
真っ先に調子が悪くなるのがバッテリー
水分に弱いのもバッテリーの特徴です。
電気の源なので当たり前と言えば当たり前かもしれませんが、iPhoneを水没させてしまった時なども、バッテリーが再起不能になってしまう事が多いようです。
また、iPhoneのバッテリーは単純な電池ではなく小さな充電コントロール用のチップが搭載されています。
これは過充電や過放電に弱いリチウムイオンポリマーという種類のバッテリーを守るための機構なのですが、水没に弱いという弱点になってもいます。
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